自民党総裁選結果
20日の自民党総裁選は安倍官房長官の圧勝で終わりましたが、麻生氏の健闘も光るものがありました。
≪谷垣氏は次のチャンス狙う≫
20日の自民党総裁選で、麻生太郎外相、谷垣禎一財務相は安倍晋三新総裁に大きく水を空けられたものの、いずれも目標を上回る票を獲得した。特に、136票を獲得して「2位争い」を制した麻生氏は「議員票、地方票とも伸びた」(陣営幹部)と分析。「次は麻生だ、という結果だ」(参院中堅)として「ポスト安倍」に手応えを感じている。谷垣氏は今後、安倍氏に批判的な勢力の取りまとめ役として活動し、次のチャンスを狙う考えだ。
麻生氏は総裁選後、選対本部で「捲土(けんど)重来。改めて頑張りたい」とあいさつ。安倍氏は政策的に近い麻生氏を重要ポストで処遇する意向で、麻生氏自身も「選挙が終われば党員、国会議員として、与えられた仕事に全力を期す」と意欲をのぞかせた。
陣営では、今回の得票で一定の発言権が確保できたとして「麻生イズムを安倍新総裁も取り入れてほしい」(鳩山邦夫選対本部長)とみており、安倍政権でも影響力を示したい考えだ。
一方、谷垣氏は102票と3けたの大台に乗せ、陣営は「大健闘」との受け止めだ。特に、苦戦が予想された議員票が伸びたことに意を強くしている。
谷垣氏は選対本部でのあいさつで「しっかり旗は立てられた。主張したことを党の主流にできるよう精進したい」と強調。陣営では「自民党に幅広い意見があり、何割かは反映できた」(園田博之衆院議員)として、安倍政権に距離を置く議員の受け皿づくりを目指す方針だ。
(09/20 20:50) 産経新聞
有効票702票のうち、1位安倍氏+2位麻生氏の獲得票数が600票、85.5%を超えました。安倍、麻生両氏共に保守色濃厚で考え方にも通ずるものがあります。
この二人の外交に対するスタンスはほぼ同じということを考えると、サヨクマスコミが必死で煽った特定アジア外交に関しては、「土下座外交を転換する」ということで答えが出たようです。非常に残念なことですが、結果が出たからには潔く敗北宣言を出していただきたいものです。それがけじめってヤツじゃぁないでしょうか。
しかしながら、そんなことは忘れた振りして、ここぞとばかりにサヨクマスコミや民主党、社会党、媚中派などの小泉首相にやられっぱなしだった抵抗勢力が攻勢をかけてくると思われます。こういうことは最初が肝心です。85.5%の支持を背景に二人で力を合わせて乗り切ってぶっ潰していただきたいものです。
今回の麻生氏の得票数2位は非常に意味があります。特に地方票で谷垣氏に2倍近い差をつけたのは大きく、党員に幅広い支持を受けている証拠です。安倍氏にはこの“保険”を有効活用して、思い切った党内運営をし、改革の継続と日本の再生を目指してがんばっていただきたいと思います。
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