北方4島は日本固有の領土です
ここが突っ張りどころです。負けるな。
北方領土の周辺海域で日本漁船がロシア国境警備隊から銃撃を受け、拿捕(だほ)された事件で、日本政府は16日、外交ルートを通じてロシア政府に厳重に抗議し、<1>死亡した乗組員の遺体の速やかな引き渡し<2>他の乗組員、船体の即時解放<3>銃撃した人物の処罰――を求めた。
しかし、ロシア側は、漁船がロシア領海を侵犯したとし、正当な対応だったと主張した。
麻生外相は16日夕、ロシアのガルージン駐日臨時代理大使を外務省に呼び、「日本の領海内で起きた事件であり、容認できる話ではない。日本人の生命が失われたのはゆゆしき事態だ」として、謝罪と遺体の引き渡しなどを求めた。
ガルージン氏は「ロシア当局としてこのような事件発生を望んでいなかった。人命が失われたことは大変残念だ」と述べる一方、「漁船がロシア領海を侵犯し、ロシア警備艇はロシアの法に基づき、その権限の中で行動した。漁船は停戦命令にただちに応じず、逃げようとして危険な行動をした」と訴えた。
これに対し、外相は「領土問題に対するわが国の立場から、説明は受け入れられない。いかなる理由があろうとも、銃撃によって人命を失わせることは正当化できない」と反論した。
(2006年8月16日20時34分 読売新聞)
北方4島は日本固有の領土です。今回の事件は領土侵犯などではなく、ロシアの法に従う必要もない。日本はこのロシアの犯罪行為を断じて許してはならない。
麻生外務大臣のご健闘を期待します。
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北方4島に関するテレビCMを見なくなって久しい。日本人(もちろん私も含めて)は領土問題にもっと関心を持つべきです。
もし、大東亜戦争の総括が必要というのならば、まずはロシアのだまし討ちで奪われた北方4島について議論せねばならないでしょう。それが順序というものです。
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コメント
こんばんは。いつも楽しみに拝見しております。初めてコメントさせていただきます。
今回のエントリーの「日本固有の領土」という言葉に違和感を覚えます。私は特に右でも左でもないのですが、現実は戦争によって地球上の地図は何度も何度も塗り替えられており、地球上どの国でも「固有の領土」は存在しないと思います。
今回の事件は「自主防衛ができない日本に対する見下した態度」と思いますし、それを回避するための「日本軍」または「自衛軍」の設立が、日本を取り巻く様々な「挑発」を沈める最も有効な手段だと考えます。
投稿: かず | 2006年8月17日 (木) 00時19分
不思議な気持ちになります。戦後史のエポックとして小泉首相の8月15日の参拝があり、その布石として「富田メモ」などがあった。そして参拝の当日に加藤氏の自宅が放火されたり、ロシア国境警備隊の日本漁船への発砲銃殺と拿捕事件が絡まってくる。
特定アジアとの攻防中に、突然ロシアが靖国とは関係ない領域で姿を現した。しかも日本の漁師が殺された・・・。ここで日本政府がどれだけ強硬な姿勢でロシアに対応するかによって東アジアの勢力分布図が大きく変わるような気配だ。
日本人のナショナリズムを刺激したのは東アジアの3バカトリオだが、ここに油を注ぐ役割をロシアが行なった。
否が応でも、いや歴史の必然として大陸の連中は日本を覚醒させようとする。
投稿: shudo | 2006年8月17日 (木) 00時49分
毎日新聞記事では、
「暗闇の中、波に揺られての発砲だったため、(乗組員に)流れ弾が
当たった可能性はある」や、
「越境する、しないの問題ではない。国民の命を守りきれなかった
ことについて国や行政は責任を感じるべきだ」というコメントを引用
しています。
銃殺したロシア側を肯定し、銃殺されて被害にあった日本側に非が
あるかのような記事に不快感を覚えます。
投稿: MAS | 2006年8月17日 (木) 02時05分
皆様コメントありがとうございます。
“北方4島は日本固有の領土です”は昔流れていた政府広告そのままの引用です。
20年以上前は盛んに流れていたのですが、今はまったく流れていません(テレビを見ないせいもあるかもしれませんが)
竹島に関しても調査船の件で国民の意識が高まりましたが、今回の事件もそうあってほしいと願います。
歯舞、色丹、国後、択捉の名前を言える人が何人いるのかちょっと不安でもあります
投稿: takayu@管理人 | 2006年8月17日 (木) 08時57分
はじめまして、こんにちは。rakudaと申します。
いつも当ブログを拝見し、勉強させて頂いてます。私は38歳になりますが恥ずかしながら、いままでは日本の近代史には無頓着でした。今年とあるブログにて「4月28日を日本の独立記念日にできないか」的なコラムを読んだのをキッカケに太平洋戦争(大東亜戦争)について調べてみようという気になり、色々ネットで勉強しました。私はいわゆる自虐史観にて教育されており、どこか自分の国に自信をもてないような日本のアイデンティティーに疑問を抱きながらいましたが
当時の日本人は大変立派だったことが判り、感動したのと同時に日本を愛する気持ちが強くなりました。特に東条英機元首相の遺言に接し、日本国民としての誇りを持つ事の尊さにとても感動した次第です。さて、勉強不足の私は最近とあるフラッシュを拝見し、新たな感動を覚え、涙しました。それは「北のひめゆり」といわれる終戦後に旧ソ連軍が樺太真岡に侵攻したのに対し、当時の日本軍と共に民間人として戦った17歳~24歳の乙女9人の史実です。邪悪な力に対して断固として戦う気概、日本人として誇りを持って生きる気概 そのような人たちがいたからこそ今の日本があることを実感しましたし、そのような気概を日本人として持たなければならないと思っております。まだ見てない方がいましたら一見してみてください。
http://www35.tok2.com/home/sousei/otome.swf
投稿: rakuda | 2006年8月17日 (木) 22時07分