祭りの後に
いわゆる「富田メモ」騒動は、福田康夫氏の総裁選不出馬を受けて終息に向かっているようです。
自民党の福田康夫氏は9月の総裁選に出馬しない理由について70歳という高齢とともに、首相の靖国神社参拝問題の争点化の回避を挙げた。世論調査でトップを走る安倍晋三官房長官との支持率の差が開きだしたことも判断を後押しした。総裁選への対応について「判断は1カ月前でいい」としてきた福田氏だが、周囲の環境は福田氏の思惑を超えるスピードで展開していった。
「僕は出馬するということを言いましたか。言いました?」。21日夜、都内の自宅前で不出馬表明した福田氏の言葉は端々に悔しさがにじんだ。 (06:00) 産経新聞
不出馬の原因は、今回の「富田メモ」が大きく影響しているのは確かでしょう。そしてその結果こうなっちゃったのね。
福田康夫氏の「不出馬宣言」により安倍晋三官房長官の圧倒的有利となった9月の自民党総裁選。有力対抗馬が不在となり、アジア外交などの政策論争もかすむ恐れが出てきた。出馬の意向を示す谷垣禎一財務相や麻生太郎外相らは現職閣僚で「小泉改革路線」の継承という大枠では違いを出しにくい。靖国神社参拝の是非や消費税増税などで独自色を模索するが、高い支持率を誇る安倍氏の対立軸となるかは不透明だ。
「当面は控える」。谷垣氏は22日午前、都内の自宅前で記者団に、首相になれば靖国参拝を自粛する考えを明言した。小泉純一郎首相の靖国参拝でぎくしゃくする日中、日韓関係。谷垣氏の発言は福田氏に代わって「小泉アジア外交批判」の受け皿となる狙いがありそうだ。 (16:44) 産経新聞
福田氏は出馬表明は1ヶ月前で良いとしていたことからいって、小泉首相の靖国参拝を見届けてから、出馬するかどうか決めたかったのでしょう。
しかし、参拝後では遅すぎる中共の思惑を受けた、古賀、山崎、そしてサヨクマスコミが今回のA級戦犯分祀騒動をおこした。
結果として、福田氏が靖国論争を嫌い、総裁選を不出馬を決定。残る対抗馬の麻生氏は政策上の相違点が少なく、谷垣氏に限ってはもう誰それ?状態。
そして有力対抗馬の不出馬で安倍官房長官の独走が決定的となり、アジア外交の戦略論争も空のかなたへいってしまいました。
まさに親中派にとっては踏んだりけったりの結果といえますね。焦り過ぎて、まさに墓穴を掘ったというべきでしょうか。8月15日まで、もう3週間程しかないことを考えても、ここからの巻き返しはまず不可能かと思われます。(また無茶やってくる可能性もありますが…)
それでは昨日の福田康夫氏の総裁選不出馬決定後の天声人語と産経抄を比較して、今回のまとめとしたいと思います。
朝日のトーンダウンぶりに対して、産経の”「そんなに昭和天皇を敬愛されていたのですか」と、皮肉の一つも言いたくなる”は傑作ですね。まったくもってその通りです。
そして、今回の騒ぎについては”メモはメモに過ぎない”そして各報道機関を”「はしゃぎ過ぎ」”とばっさりいっちゃってます。
そして最後に「富田メモ」の政治利用は、”昭和天皇のお心にそむくことになる。”と締めています。私もまったくその通りだと思います。
何か産経の引用ばっかりになってしまいましたが、死体に鞭打つのは酷というものです。今はそっとしておいて上げましょう。
これで今回の「富田メモ」騒動は、これ以上新事実も出ることなく、終了かと思われますが…
マスゴミへの追求はまだまだ続くのであった。
Let’sBlow! 毒吐き@てっくさんのタレこみネタの続きが楽しみだなぁ。
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