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2006年7月21日 (金)

天皇陛下のお心

ふって湧いたような天皇陛下のお言葉報道。

そして、真っ先に思い出したのがこの報道。

中国、「対日協調工作小組」発足 日中関係打開を模索

中国の胡錦涛(フー・チンタオ)指導部が、日本との関係改善を目指して「対日協調工作小組」を発足させていたことがわかった。政府内で外交を統括する唐家セン国務委員(副首相級)を筆頭に共産党、政府、軍、政府系研究機関など日本と関係する各部門が参加。昨春の反日デモへの対応の遅れや統率の乱れへの反省も踏まえ、指導部への提案や各部門への指示を一本化させ、系統立てた対日政策の立案と実行を目的としている。

 複数の外交筋によると、同小組は今年初めに発足。3月中旬の温家宝(ウェン・チアパオ)首相の記者会見や、同月末に日本の民間7団体代表と会談した胡国家主席の発言の原案を作成した。

 両氏の発言は、靖国神社に参拝する日本の「一部の指導者」を批判しつつ、対日関係改善を呼びかけるものだったが、その後も関係改善の兆しが見えないことから、同小組は4月にも会合を開いて打開策を検討。「靖国参拝を一方的に批判するだけでは日本の世論を硬化させる」と判断し、小泉首相の参拝が取りざたされる8月15日の終戦記念日や、「ポスト小泉」を決める9月の自民党総裁選に向け、日本人の対中感情を好転させることを狙った「友好攻勢」に乗り出した。

 6月に旧満州からの日本人引き揚げ60周年を盛大に祝い、中国軍が自衛隊の訪中団に北京軍区の戦車部隊や広東省湛江の海軍基地を公開したことは、同小組の議論を踏まえて指導部が決定を下したという。

 また中国要人が、「政冷経熱が政冷経冷になる可能性もある」(賈慶林(チア・チンリン)・全国政治協商会議主席)といった発言を最近になって控えているのもその一例だ。「脅しめいた発言は、日本側の反発を招くだけという同小組の判断に基づいている」と外交筋は指摘する。

2006年07月03日23時23分 朝日新聞

関係改善と言う割には、靖国参拝への批判をあきらめていない。

つまり、ここで言う関係改善とは、昔の土下座外交に戻すにはどうしたら良いかってこと。

今年はじめから活動を始めたとあるが、思い起こせば1月30日、麻生外相の「天皇陛下の靖国参拝提案」に対して、中国は「問題の本質は靖国神社にA級戦犯が合祀されている点であり、日本の首相である小泉純一郎首相や、日本の象徴である天皇が参拝することは認められない」と述べたにとどまり、別途の論評は出さなかった。今までの強弁さとは打って変わった冷静な対応であり、このときすでに「対日協調工作小組」が活動していた証拠ともいえる。

そして、記憶に新しいのは、今月、7月3日の尖閣諸島の中国船EEZ進入事件だ。

このとき、中国外務省の姜瑜副報道局長が4日の記者会見、「(尖閣は)中国領であり、日本領であることを前提とした交渉は受け入れられない」と述べたのに対して、同日、中国外務省は北京の日本大使館に、調査船は中国の海洋大学のものだとして、事前に把握してなかったと釈明、相互の事前通報の枠組みに従っていく意向を示すという、真逆の対応をして見せました。

これは明らかに「対日協調工作小組」の対日工作と見て間違いなく、前者は、副報道局長という立場から、指導部の指示に対して徹底されていなかったものと見受けられます。

そして今回、古賀誠元幹事長が訪中時の7月19日に、中国側に「分祀論」をご注進、そして、これ以上無いタイミングでの7月20日の今回の日経の記事につながったわけです。前日には、世界遺産登録のために拡張工事中の捏造記念館に献花して、中国様に忠誠を誓うというおまけつきで。

古賀誠元幹事長は訪中前の6月14日に靖国神社の総代を辞任しており、その頃から、何か期するものがあったのかもしれません。それは、橋本龍太郎元首相が6月4日に入院し、7月1日にお亡くなりになられたこととも関係しているかもしれません。

そして案の定というか白々しく中国がコメントを発表しています。

日中関係の障害解消希望 天皇発言メモで中国

昭和天皇が靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示したとされるメモについて、中国外務省は20日「中日関係の障害が速やかに解消されることを希望する」とのコメントを発表した。
 中国では、小泉純一郎首相が終戦記念日の8月15日に靖国神社を参拝するか否かに関心が集まっている。胡錦濤指導部は首相の参拝に一貫して反発しており、昭和天皇の発言が小泉首相や次期首相の参拝にどのような影響を及ぼすか慎重に分析しているとみられる。
 外務省は「われわれの中日関係発展に対する姿勢は明確で、一貫している」と強調、発言記録に対する直接的な評価は避けた。中国国営の新華社通信は、メモの存在が明らかになったことについて、日本の報道を引用する形で論評なしで伝えた。

7/20 19:25 北京 共同通信社

そのまんま「対日協調工作小組」の主張通りの発言です。これを中共の陰謀といわずしてなんというのだ。

中国、というか胡錦濤指導部は相当追い詰められています。国内、国外に大きな問題を抱え、日米の援助無ではとても乗り越えることなど不可能だからです。本音としては、助けてもらいたくてしょうがないのです。

それでもなお、中共が靖国参拝にこだわり、かたくなに首脳会談を拒否するのはなぜなのでしょうか?

それは自らが進めた反日政策によって、8月15日の小泉首相の靖国参拝が行われた場合に大規模な反日デモが起こる可能性があるからです。つまり自業自得で首が回らなくなったということです。

では、なぜそれを恐れるのか。今まで中国共産党は靖国批判を繰り広げるとき、必ず国内の国民感情を理由にしてきました。

しかしそうすることよって、いざ靖国参拝で反日暴動が起こった時、その暴動を中国共産党が鎮圧することに矛盾が生じる事となってしまったのです。

つまり、反日(靖国参拝)が原因で起こった暴動は、無理に鎮圧すればそのまま中国共産党への不満へ転化する危険性があるわけです。なぜなら、正義は自分たちにあり、それを鎮圧することは悪(つまり日本に加担すること)だからです。

そして中国共産党は今、その暴動へ各地で散発している住民暴動の不満分子が合流し、それが民主化運動へと変化する事を最も恐れているのです。

今回の騒動はそういった事情を加味すると、明らかな中国共産党のなりふり構わぬ日本国民世論への分断作戦に相違なく、それにどういった形であれ参加するということは、分断作戦に加担することと同意なわけです。

今回の騒動は議論するだけ無駄です。なぜなら、ご発言された昭和天皇、メモを取ったとされる富田朝彦元宮内庁長官もお亡くなりになっており、今となってはそれを確かめることなど不可能だからです。結果として、今までの憶測でしかない議論のやり取りとなるのは明白です。それはむなしいことであり、それこそは亡き昭和天皇のお心を無視した行為ではないでしょうか。天皇陛下もお心を痛ませているものと思います。

しかし、これだけは言っておきたい。

A級戦犯合祀、靖国参拝を国際問題化したのは、ただならぬ朝日新聞を初めとする日本の糞マスゴミであり、天皇陛下の靖国参拝を妨げている障害は、この糞マスゴミそのものだということだ。

そしてそれには飽き足らず、今回、分祀の根拠として昭和天皇の発言を持ち出してきたことに対して、激しい憤りを感じずにはいられない。何が「天皇の心」だ!何が「昭和天皇の苦い思い」だ!お前が言うな朝日新聞よ!

「分祀論」について、本来分祀とは神道に存在せず、神道辞典に載ったのは平成16年のことであることから言っても、近年急に出てきた論議であり、日本には本来無い言葉です。

そして神道辞典における「分祀」とは、”特定の神社に祀られている祭神を、異なる場所において恒久的に祀ること”つまり分社と同義であり、もし実行した場合も御霊は靖国に残り、なおかつ分社が出来るわけで、本来ならばこのような議論など成り立たないのです。(全国の神社に分祀して、年末年始に日本国民が一斉にお参りすることになればそれはそれで面白いですが。)

日本人は世界にも珍しい多神教を信仰する民族であり、日本には八百万の神が存在します。つまり、神となるものは多ければ多いほどよく、それを”取り除く”という考えは存在しないのです。つまり、「分祀論」で言う「分祀」とは日本人の多神教ならではの”おおらかさ”を否定する行為であり、排他的民族への変貌を強要する行為に他ならないのです。

小泉首相は、この糞朝日新聞の取材に対して、靖国参拝を「心の問題」として参拝注視を否定しています。見出しに”天皇発言の「影響」否定”とあることからしても、中共による国民世論の分断に朝日が手を貸していることは明白です。

小泉首相の靖国参拝に関して、賛否両論があるとは思いますが、参拝の理由について「心の問題」と繰り返すことに、私は小泉首相の参拝に対する強い決意を感じます。

つまり、心の問題=もう心は決まっているという中共に対するメッセージなのです。

「昭和天皇のお心」を大義名分にして、靖国参拝は中止するべきだとか言う議論が再燃すると思います。また、今年だけでも見送ったほうがいいのでは?という意見が保守系の議員の中から出てくる可能性もあります。

しかし、ここで忘れてはならないのは、中共が時間稼ぎをしているという点です。

やつらは、現在の米国の親日的な共和党政権が、親中派の民主党政権に変わるのを息を潜めて待っているのです。

その点から言っても、ここで一歩でも譲歩すれば、どんどん押し込まれていくことは明白です。ここが国家興亡の分岐点なのです。

その為にも断固として参拝し、中共の圧力には屈しない態度を示さねばならない。

敵はあまりにも多いですが、小泉首相には断固とした態度で靖国参拝を実施することを希望します。

中共の圧力には屈しない!という方はクリック!

参考サイト

■□■□■ A級戦犯を分祀せよ(オロモルフ)■□■□■

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