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2006年7月 3日 (月)

南京大虐殺裁判

初めて読んだとき、あんまり意味がわからなかったんですが、いわゆる東中野修道、松村敏夫両氏の作戦勝ちというところなのでしょうか?

夏淑琴さん、日本の法廷で反論 南京大虐殺めぐり

 南京大虐殺の生存者・夏淑琴さんが30日午後、東京地方裁判所に出廷し、夏さんの証言を「でっちあげ」と主張する日本の右翼的学者に激しく反論した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

夏さんは8歳だった1937年12月13日、当時中国を侵略していた旧日本軍に家族7人を殺害されたが、4歳の妹・淑雲さんとともに辛うじて難を逃れたという。ある米国の牧師が、夏さんの家族が惨殺された様子をカメラで捉えていた。

 日本の出版社「展転社」は1999年、右翼的学者の東中野修道、松村俊夫両氏のいわゆる「研究書」を出版した。両氏は同書の中で、夏さんともう1人の生存者、李秀英さんの身分を否定し、「事実をでっちあげた」と主張。夏さんはこれを名誉毀損に当たるとして、中国の裁判所で両氏を提訴していた。一方、東中野、松村の両氏は2005年4月、東京地方裁判所に対し、夏さんが中国の裁判所に訴えた起訴事実が「存在しない」ことを確認するよう求めた。夏さんはこれを受けて5月、東京地方裁判所に反訴した。

 夏さん側の日本人弁護団によると、被告側の弁護士は同日すでに訴えを取り下げ、審判長もこれに対する異議は出していない。日本の法律に従えば、現時点で取り下げはすでに成立したことになる。夏さんは今後、自らが反訴した案件の原告として、公平な裁きを得るまで法廷に立つことになる。

2006年07月01日 朝日新聞

1999年の著書といえば、『「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究―中国における「情報戦」の手口と戦略』だと思われます。

私はこれは読んだことがないのですが、『南京事件「証拠写真」を検証する』は読んだことがあります。

東中野修道氏は、『南京事件「証拠写真」を検証する』の中でも述べてますが、南京大虐殺そのものを否定するのは難しい(悪魔の証明)ため、別のアプローチとして、証拠として提出された写真の証拠能力について、調査し、検証しすべてに証拠能力がない(つまり捏造)という結論だしておりました。

この記事から推察すると、

自身の著書について、夏さんに中国で「名誉毀損として」提訴される⇒東中野、松村両氏が日本の裁判所に賠償責任が「存在しないこと」を確認(つまり、債務不存在確認)するように提訴、それによって夏さんが日本の裁判所に反訴する⇒東中野、松村両氏が提訴を取り下げる。夏さんの反訴が残る。そして、夏さんは自身の証言が正しいことを、日本で証明しなければならなくなった。

という流れらしい。

つまり、東中野、松村両氏が、中国で行われた一方的な裁判の賠償責任に対して、債務不存在の確認を東京地裁に提訴し、それを受けて夏さんが反訴せざる得なくなったということだ。

自身の著書において語っていたように、もし賠償責任について「存在しないこと」が争点であれば、次から次へと出てくる膨大な新証拠(もちろん捏造)すべての事例に対し、すべて反論(捏造の証明)せねばならず、膨大な時間を費やした挙句、あるいは、敗訴する可能性もある。

今回、夏さんが反訴したことによって、今度は賠償責任について「存在すること」が争点になった。つまり、夏さん自身の名誉毀損とする根拠が事実であることを証明できない限り、訴えを認められることがないということになります。

悪魔の証明とも言われる事例だが、「存在すること」を証明するより、「存在しないこと」を証明するほうがはるかに難しい。

夏さんは今回、名誉毀損とする根拠が正しいことを証明しなければならない。

今回の裁判はそういう意味で意義のあることであり、東中野、松村両氏には、中共の言う南京大虐殺が悪質なプロパガンダに過ぎないことを、是非証明していただきたいものです。

しかし、以前、松村氏に関しては、東京地裁において不当判決を受けたこともあり、油断は出来ません。東中野、松村両氏のご奮闘に期待し、勝訴することを祈っております。

東中野、松村両氏の勝訴を願う方はクリック

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コメント

こんつは~っス、熱闘欲っス。

所謂、南京大虐殺についての犠牲者数は0~100万までと、この件について研究してる人の主張に大きな隔たりがあるっス。自分の考えでは、戦闘行為の結果、巻き添えを食った非戦闘員の中国人も若干いた、って思ってるっス。んでも、日本の左巻き論者はもとより、白髪三千丈で知られる中国側の主張は、自分たちが残虐行為を働いたら、これくらいのことはするって見地での、証拠も碌にない主観っスから、現実離れも甚だしいっス。言っちゃ悪いっスが、日本人は中国人のようなサイコ・メンタリティは持ち合わせていねえっス。一緒にしねえで欲しいっス。
そんでもアメリカなんかじゃ、中国系米国人で、自殺したアイリス・チャンの「レイプ・オブ・ナンキン」によって、嘘が既成事実になりかかってるっス。ウンザリっス。
今回の訴訟では、東中野教授らの作戦勝ちっていったトコっスね。夏さんちゅー婆さんは確か、目の前で日本兵に家族を陵辱され惨殺されたって主張してる人っスよね。自身の目撃証言に絶対の自信があんなら、逃げずに法廷で正々堂々と戦って貰いたいっス。ここで引き下がったらある意味、誣告にもなり得るんじゃねえっスか?
ところで、この先の論争に嫌気して、夏さん側が訴えを取り下げるなんてことぁ、ねえっスよね?

投稿: ドウモっス | 2006年7月 3日 (月) 17時55分

左巻きの東京地裁だけにわかんねっす。
よ~めんさんのブログ(NHK裁判)にもあるように、
雰囲気に流されやすいようです。
いろいろなサイトで動員かけているようなので、
負けないでほしいですね。
とことん争うべし。

投稿: takayuu | 2006年7月 4日 (火) 02時46分

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