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2006年6月28日 (水)

朝日新聞の報道姿勢を問う

福井氏の進退問題、政府与党と野党が攻防

2006年06月28日01時33分 朝日新聞

 村上ファンドへの投資問題を巡り、日本銀行の福井俊彦総裁の金融資産が約2億9000万円にのぼることが明らかになり、野党は福井氏の辞任要求を強めている。関連企業から秘書給与の肩代わりを受けていた民主党の松井孝治参院議員を参考人招致に差し出し、攻勢の「カード」とする構えだ。一方、政府・与党は一部に「自発的辞任容認」発言が出て混乱。27日に福井氏を守る方針を確認したが、辞任による政権への打撃と、厳しい世論への配慮との板挟みになっているようだ。

 「当然の発言じゃないですか、誰でも」。27日昼、小泉首相は首相官邸で記者団にこう語り、前日に「自らの責任で出処進退を判断すべきだ」と述べた公明党の神崎代表発言に理解を示した。

 首相が、福井氏の自発的辞任を容認したと受け取られかねない発言だったが、安倍官房長官は27日午後の記者会見で「自発的な辞任を求めたのではなく、進退は、誰でも自身で決めるんだという一般論だ」と否定。自民党も「辞任を求めるという趣旨じゃない」(幹部)と同調した。

 「火元」の公明党も火消しに動いた。26日の政府・与党協議会で「あとは本人がどう判断するかだ」と発言した冬柴鉄三幹事長は27日、「意に反して辞めさせることはできない。本人の意思を批判できないということだ」と説明。「神崎発言」への釈明も含め、政府・与党の足並みに乱れがないことを強調してみせた。冬柴氏は27日午前、日銀の武藤敏郎、岩田一政両副総裁に電話し、福井総裁の辞任を求めたものではないと説明したという。

 ただ、こうしたちぐはぐな発言が相次ぐ背景には「庶民がゼロ金利で苦しんでいるのに、銀行の総元締が稼いでいる」(自民党参院幹部)という厳しい世論がある。

 福井氏の3億円近い金融資産について、安倍氏は27日の記者会見で「資産自体がいくらあるからいけないということではない。情緒に訴える批判の仕方は間違っている」と語り、攻勢を強める野党を牽制(けんせい)した。

 それでも、政府内では「額もちょっと大きい」(高官)と困惑も広がっている。

 「環境が整えば、国会内でも説明責任を果たす覚悟がございます」

 松井氏は27日、鳩山由紀夫幹事長に対して政調副会長など党や国会の役職辞任を表明した上で、衆院財務金融委員会に出席する意向を伝えた。村上ファンドをめぐる与野党対決の土俵に、自ら乗る決意を示したものだ。

 野党各党は福井氏の辞任を要求しているが、攻め手を欠いて「政府・与党の逃げ切り」(民主党国対関係者)の様相も出ている。そうした中、与党側が求めている松井氏の参考人招致を逆手にとって、福井氏らへの追及を強める狙いだ。

 この日の民主党役員会で、小沢代表は「政府の中枢がからんでいる可能性もある。ひるまず、先頭に立って徹底して追及していくべきだ」と強調。鳩山幹事長も「福井総裁追及の手は緩めない」と語った。

 松井氏の問題を早期収束させたい参院側も「(参院議員が衆院に出席するのは)異例だけど、衆参で連携して乗り越えていこう」(国対幹部)と協力する姿勢だ。

 さっそく27日の衆院財金委理事懇談会では、松井氏出席の条件として、オリックス会長で規制改革・民間開放推進会議の宮内義彦議長の参考人招致を改めて要求した。福井総裁の拠出金が、オリックスが管理する投資事業組合経由で村上ファンドに入っていたことを受けたもの。小泉政権が進めた規制緩和路線の旗振り役を追及することで、首相の任命責任にも矛先を向ける構えだ。

朝日新聞は、どうしても擁護側の与党と、追求側の野党という構図を作りたいように見える。

自民党内でも、意見が分かれているように書かれているが、過去の記事を読む限り、辞任に言及した議員は一人もいないし、記事内でもそのように読み取れるところは一箇所もない。もちろん、首相の発言を安倍官房長官が否定したというのは、表現としてありえないし意図的に作り出していることに他ならない。

そもそも、小泉首相に関しては、当初より日銀の独立性を尊重しており、辞任を意図した発言をしたことなど一度もない。

最初から一貫して日銀の独立性を尊重し、進退については自身で判断すべきとしてきたのに、それを意図的に曲解し、ありもしない対決の構図をつくるとは、日本を代表する新聞社のやることだろうか。

常識的に見て、今回の件で追及されるのは、法律違反した松井議員の方だろう。その参考人招致に条件をつけるなんて、何様のつもりだ。

擁護という表現も気に入らない。法律違反もなく、ルールにも抵触しないのであれば、日銀法に従って、総裁の独立性を尊重するのが、法治国家として当たり前の態度ではないか。

それを語ることもなく、連日情緒(のみ)に訴えた報道で、ルール無視の野党が、さも追求する立場みたいに書き、対決を煽るのは、いかがなものかと思う。

最後に、今回、各紙を見比べていたときに、気がついたんですが、取材において、まったく独自性がない。記者の仕事って何でしょうね。記者クラブで取ってきた記事を元に想像(妄想)で書いてるんじゃないか?って思えてくる。

小沢氏の発言については、もはや何も言うまい。

※情緒に訴える記事については、昨日のエントリーにて紹介しています。是非あわせてお読みください。

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